Homians By Hardie, translated by WO-man A Japanese translation 未成年がこのページを読むことを禁止します。 お便りは英語で: 113364.3615@compuserve.com 断崖にかけられたロープを、女たちは音も立てずにつたい下りた。いずれも軽装である。 短いスカート、革のブーツ、それに各自の武器。リーダーのリダは19歳、アマゾネスの 女王である。彼女が合図するとロープは引き上げられ、アマゾネスたちがホーミアンの トレーニング キャンプに侵入した痕跡は消し去られた。 近年、ホーミアンは次第に勢いを増し、アマゾネス王国の脅威となりつつあった。近隣 の諸族をすでに制圧し、北へ向かう準備を整えているという情報も入っていた。彼らが 北へ進んでくれば、遅かれ早かれアマゾネス王国と衝突する時がくることは明らかだっ た。そして、このアマゾネス王国の戦士たちは「攻撃は最大の防御である」ことを固く 信じていたのである。 ホーミアンの軍事的成功の原因は、その訓練体制にあった。外からの攻撃の危険が少な い冬の季節になると、ホーミアンの精鋭部隊はトレーニング キャンプに入り、戦闘およ び指揮の訓練を行うのである。近隣の諸族にはそのような備えがなかったため、ホーミ アンは瞬く間に彼らを屈服させてしまった。しかし、そうした諸族とは異なり、アマゾ ネスでは同じような戦闘訓練が行われていた。アマゾネスはすでにホーミアンよりはる か以前から、厳しい訓練を積んできていたのである。 打ち合わせの通り、キャンディとミラがまず見張りを片づけに行った。彼女たちは崖の 下を伝って、見張りの立っている小道まで密かに這い進んだ。この道がトレーニング キ ャンプのある谷に通じている。見張りは二人とも油断なく谷の外に目を光らせているが、 気の毒なことに敵は彼らの後ろからやってきたのである。。 距離十五メートル。男たちの影が月の光に浮かび上がっている。二人の女は静かに矢を 短弓につがえ、同時に放った。矢は恐るべき勢いで男たちの背中に突き刺さり、筋肉を 引き裂いて心臓まで貫通した。男たちははじかれたように伸び上がり、やがてゆっくり とひざをついて倒れた。即死である。 リダの指揮の下、別の六人の女たちは茂みを分け入って進み、ホーミアンの見張り小屋 に接近していた。開いた窓から、ランプの明かりがかすかに漏れている。光を目指して 女たちは進んだ。 リダは兵士たちを配置につけ、自ら小屋の扉を蹴破って殴り込んだ。まったくの奇襲で ある。見張りの隊長は立ち上がって叫ぼうとしたが、リダの剣はそれよりも早く彼の喉 に食い込んでいた。彼は仰向けに倒れ、深い傷から血がほとばしり出た。ホーミアンの 兵たちは荒っぽくたたき起こされ、武器をとる暇もなくアマゾネスの女たちに叩き斬ら れた。女たちは声もなく斬りまくった。二分も経たぬうちに見張り小屋の男たちは全滅 し、小屋は女たちの掌握の下にはいった。 リダは渓谷の入り口にいるキャンディとミラに伝令を走らせた。彼女たちは、潜んでい た残りの五十人に合図を送り、数人の見張りを残した全員が見張り小屋に集結した。 崖の上からの偵察で、渓谷内の駐屯状況は明らかになっていた。彼女は兵士たちを三隊 に分けた。「いいか、各隊一人ずつ捕虜にしろ。あとの男は全員みな殺しだ。さあ、ゆ けっ」 女たちは風のように走り、男たちを屠殺した。ホーミアンはまったく予想もしていなか った襲撃に浮き足立った。目覚める間もなく殺されるもの、髪をつかまれて引きずり起 こされ喉を掻き切られるもの、抵抗しようとして全身に太刀を浴びて倒れるもの。女た ちの襲撃は男たちにはあまりにも過酷だった。 五十人の女たちが突撃してから十五分後、ホーミアンの精鋭部隊二百人は完全に壊滅し た。三人の男のみが、僅かに死を免れた。 リダが三人の男を殺さなかった理由は、次の朝まで誰にもわからなかった。実を言うと、 リダはホーミアンの訓練がどれほどのものかを知りたかったのである。捕虜のうち二人 は、それぞれアマゾネスの女と戦わせる。第三の捕虜はキャンプの指揮官だった。もし ホーミアンの男たちがアマゾネスの女に勝ったなら、それはおそらくホーミアンの訓練 が優れているからに違いない。もしそうなら、リダは指揮官を尋問して訓練法の秘密を 吐かせるつもりだった。もっとも、リダはアマゾネスの女がホーミアンの男ごときに負 けるとは実際には考えていなかった。しかし、油断は禁物である。 キャンプの中心には広場があり、ホーミアンの集会に使われていた。今日はここで、女 と男の死を賭けた決闘が行われるのである。「もし勝てたら、自由にしてやる」リダは ホーミアンの男に言った。「だが、負けたら殺す」。 男はトーランという名で、多くのホーミアンと同様、見事な体格をしていた。キャンプ での訓練で身体は引き締まり、二メートルの身体は見事な均整を保っていた。広い肩、 分厚い胸。鍛えられた腕と脚は筋肉で盛り上がり、激しい訓練のあとを示していた。彼 は全裸だった。見事なペニスが太股の間にぶら下がり、構えをとると睾丸がゆさゆさと 揺れた。 リダはキャンディを呼び、男と戦わせた。キャンディはトーランよりもずっと小さい。 ブーツをはいたままで165センチといったところだ。短い髪、豊かな唇、茶色の瞳。戦 闘服の短いスカートから、逞しい太股があらわになっている。 トーランには、自分がこんな小さな女に負けるとはまったく想像もできなかった。これ なら簡単に吹っ飛ばして、ホーミアンに帰れる。味方の軍勢をつれてまたここに帰って きて、仲間の仇をうつことができるだろう。 恐ろしい叫び声を挙げて、彼はキャンディに襲いかかった。キャンディは臆せず、トー ランの手がまさに届かんとする距離になってさっと動いた。右へ、と思う間に左へ身体 を沈め、右足でトーランの脛を蹴った。男の脚がもつれ、彼はバランスを失って宙を掻 いた。彼の巨体はコントロールを失い、どっと地に倒れる。アマゾネスの女たちの笑い とどよめきがこだました。しかし、トーランは器用にくるりと回転して立ち上がった。 ホーミアンの訓練には素手での格闘も含まれているらしい。 キャンディはすでに攻撃に入っていた。男の股間に鋭い蹴りが飛ぶ。男はとっさに防御 の姿勢をとるが、蹴りは睾丸に入り、男の顔が苦痛に歪んだ。その瞬間、キャンディは さっと間合いに入り、彼の目を狙って強烈な突きを放った。突きを防ごうと彼が腕を挙 げたところを、彼女はその手首をつかみ、彼の腹の下に潜り込んで投げ飛ばした。 トーランの巨体が女の肩の上で逆さになり、彼は再び地面に叩きつけられた。キャンデ ィの攻撃に後手にまわって動転していたトーランは受け身をすることができず、ショッ クをまともにくらってしまった。キャンディは男の手首を放さず、そのまま彼の腕を脚 の間に挟み込んだ。腕を逆さにねじり上げ、そのままトーランの上に倒れ込む。 ねじり上げられた腕は今まさに折れようとしている。腕はがっしりと極められ、逃れる ことはもはやできない。キャンディはかかとでトーランの顔にがしがしと蹴りを入れは じめた。 アマゾネスの女たちは沸き立った。キャンディが自分の倍もありそうな巨大な男をしと めたのだ。彼の丸太のような脚はむなしく宙を蹴り、首は操り人形のようにぴくぴく痙 攣している。 キャンディは手首を放し、男の長い髪をつかんで首をがっしりと抱え込み、あごに強烈 なひざ蹴りを入れた。トーランは意識朦朧として仰向けに倒れ、彼の股間は無防備にさ らけ出された。キャンディはすかさず蹴りを入れ、睾丸を潰した。 トーランは叫び声を挙げてのたうち回り、股間を守る形で二つ折れになった。キャンデ ィは横腹をめがけてまた鋭く蹴りを入れる。苦痛はすでに頂点を極め、トーランは蹴ら れるだけの肉塊と化していた。裸の身体に飛んでくる蹴りを逃れようとのた打ち回るが、 すでに勝負は完全に終わっていた。 キャンディは鼠を追う猫のようにトーランをいたぶり回し、急所を狙い澄まして情け容 赦なく蹴りを入れ、広場の端まで蹴り出した。 トーランは半ば意識を失って、やられていない方の腕をとられたのに気づかなかった。 キャンディは両手で男の手首をとり、ぐるりとねじり上げて背後で腕を極めた。トーラ ンは抵抗しようとしたが、すでに半ば極まってしまっている。キャンディは足を男の後 ろ首に乗せて、彼の動きを制した。 アマゾネスたちの喝采がどよめいた。大男の力を、女の機敏な技が制したのだ。男の片 腕はすでにやられている。反撃はすでに不可能だ。 トーランはそれでも、キャンディの攻撃を逃れようと必死の防御をした。彼の巨体から は汗がほとばしり、極められていない方の腕で身体を起こそうとするが、すでに腕は潰 されていて彼の思うようには動いてくれない。彼にはもう、キャンディが疲れ果てて攻 撃を止めてくれるのを祈ることしかできなかった。彼は今、自分が戦おうとした女のと てつもない強さに絶望的な恐怖を感じていた。 闘いが始まってから五分たった。小柄な女の体が、男の巨体にのしかかってゆく。男は 次第に女の力に屈し、腕は深く深く極まってゆく。キャンディは雄叫びを挙げて最後の 極めを入れた。男の抵抗は終わった。女は腕をさらに男の肩の高さまで絞り上げた。ト ーランは絶叫が響き渡ったとき、腕はついに折れた。 キャンディは腕を放し、男の広い背中にまたがり、髪をつかんで男の頭を引き上げた。 「さあどうした男。こんなでかい図体で、あたしみたいな女にやられて悔しいかよ。ホ ーミアンのトレーニングとやらの成果を見せてくれよ。おらどうした」 「さあ立てよ。女に負けて嬉しいだろう。立てよ」。敗北した男は壁で身体を支えなが ら立ちあがった。彼の腕をへし折った女は、彼の肩までの背丈もない。彼は啜り泣きを 止めることができなかった。こんな小さな女に完璧に敗北し、もう闘う気力さえ残って いないのだ。しかし、なぜか彼のペニスだけは今頭をもたげつつあった。 キャンディは微笑み、男のペニスに触れて、ついて来いと言った。 キャンディはトーランを従えてリダのもとに参じた。トーランのペニスはまだ激しく勃 起している。「跪け」アマゾンの王女は命じた。男は王女の前に跪いた。「おら、隠す な。よく見せろ」。キャンディは男の髪をつかんで後ろに引いた。男はのけぞり、ペニ スが上を向いてそそり立った。女たちの歓声が響き渡った。 「キャンディ、見事だ。よくこの大男を仕留めた」。彼女は戦士たちを見渡して言った。 「見たか。アマゾネスの女はこのような大男を簡単に倒すことができるのだ。ホーミア ンの訓練よりも、われわれの訓練のほうが優れているという証だ。キャンディが今証明 したとおりだ。これから処刑に入る」 リダは一瞬身体を引き、次の瞬間、男の股間に強烈な蹴りを入れた。男は叫ぼうとして 口を開いたが、キャンディはのけぞった男の頭を股間に挟み込み、男の声を殺した。リ ダは睾丸を軽くもてあそんでから男のペニスをしごき始めた。 キャンディは男の頭を次第に強くしめつけていった。息を止められた男はもがきながら、 それでもペニスはしごきに応じて反応している。男はミルクをほとばしらせながら、息 絶えた。男の体は地にくず折れ、アマゾネスたちはどよめいた。キャンディは男の身体 に足をかけ、歓声に手を挙げて応えた。